男性が大切なパートナーにプロポーズするときには、ダイヤモンドをあしらった婚約指輪を言葉とともに贈るというのが定番ですよね。お給料の3か月分のダイヤモンドの指輪を、永遠の愛のあかしとして渡すという風習は、日本でも何十年も前から当たり前のプロポーズの方法と考えられていることでしょう。ネックレス 収納しかし、近年では、そのような当たり前の婚約指輪に異変が起きているのはご存知でしょうか?
実は、最近では、ダイヤモンドの婚約指輪ではなく、指輪の代わりにネックレスをプレゼントするカップルが非常に増えていると言われています。人によっては、「指輪じゃなければイヤ!」と思うかもしれませんが、婚約指輪をネックレスにすることには、きちんとそれなりのメリットがあるようです。そこで今回は、プロポーズの時に指輪ではなく、ネックレスを送る方が増えている理由に迫ってみたいと思います。
婚約指輪ではなく婚約ネックレスが流行するのはなぜ?
engagement-ring-3それでは、現在では当たり前となっている婚約指輪が、婚約ネックレスに移行している理由がどのような点にあるのかについて考えていきましょう。
まず第一の理由として言われているのが、「そもそも婚約指輪はつける機会が少ない…」という理由があるようです。プレゼントする男性からすると元も子もない理由ですが、本当なのです。婚約指輪は、基本的に美しく輝くダイヤモンドがあしらわれているものですので、女性であれば誰もが憧れているものだと言えるものです。しかし、その反面、つける機会が少ないのも事実なのです。基本的にプロポーズされてから婚約期間中はつけているという人は多いかもしれませんが、結婚してしまえば、結婚指輪をつけるために外してしまう人がほとんどでしょう。さらに、婚約中だとしても、婚約指輪は豪華なダイヤモンドがあしらわれていることが多いため、デザインも複雑で、普段の生活の中で家事や仕事中に傷つけてしまう可能性が非常に高いタイプのデザインとなってしまうのです。そのため、婚約期間中だとしても、特別なデートの時以外はしまって置くという人の方が多く、プレゼントされてから数回しか使用しないなんて人も珍しくないのです。
女性からすると、せっかくもらった記念の婚約指輪ですし、身に着けていたいとは思うのでしょうが、特別だからこそなかなかつける機会が少ないという現実があるようです。
ネックレスにするメリット
婚約指輪のデメリットについては分かっていただけましたね。男性からすると、せっかく高額なものをプレゼントしても使われないとなると寂しいものですし、また、使ってもらっても傷をつけてしまう可能性が高いという何とも言えないデメリットがあるのです。
一方で、婚約ネックレスがひろがってきている理由は、上記のデメリットを解決できるというのが大きいようです。婚約ネックレスの最も大きなメリットは、場所を選ばずに「いつでも身に着けていられる」ということです。ネックレスであれば、指輪と違い、何かの作業でぶつけてしまい、傷が入る心配もありませんし、普段の生活を考えても、職場に身に着けていっても何の問題もありません。したがって、傷がつく心配もなく、人目を気にせず常に特別な婚約ネックレスを身につけられるのです。
また、婚約期間が終わって結婚したとしても、結婚指輪と交換に…などということもなく、いつでも両方を身につけておくという使い方ができるのが人気の理由だそうです。
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